おしゃべりコンサート 演奏家コメント【千葉理香さん】
こんにちは、アポロ音楽院です。
10月12日(土)「おしゃべりコンサートvol.1 世界を巡る音楽の旅」に出演なさる演奏家の方々のコメントをシリーズでお届けします!
今回は、ピアノの千葉理香さんです。
千葉理香さんのプロフィールはこちら
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私が演奏させていただく2曲についてご紹介したいと思います。
■リスト作曲 巡礼の年第3年より『エステ荘の噴水』
「エステ荘」とはローマ近郊にある、かつての名家エステ家の別荘のことです。2001年には世界遺産にも登録されていて、イタリア一美しい庭園といわれています。東京ドームとほぼ同じ大きさだと言われる広大な敷地に、水圧を利用してパイプオルガンが演奏される「オルガンの噴水」や、ダイナミックに噴き上げる噴水を間近に見られる「ネットゥーノの噴水」など、大小500ものさまざまな噴水があります。
そのエステ荘を訪れたリストは、1877年に66歳でこの曲を作曲しました。
水の流れを感じさせる序奏から始まるこの曲は、同じメロディが装飾音によって彩られながら表情を変えて度々表れます。繊細な響きを持つ非常に美しい作品です。
■ショパン作曲 ワルツ第5番op.42
ポーランド出身のショパンは1840年に30歳でこのワルツ第5番を作曲しました。この曲はgrand valse(大円舞曲)として知られています。曲自体はそれほど長くありませんが、その中でワルツのリズムに乗って鍵盤の上を駆け回ったり、濃厚な響きの中でうたったりと、次々に移り変わる曲想が非常に面白い作品となっております。
華麗でスケールの大きいこの曲は、ショパンのワルツの中で傑作の一つともいえます。
ロマン派を代表する作曲家のリストとショパン、この2人の作品をそれぞれ楽しんでいただけたらと思います。
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