おしゃべりコンサート 演奏家コメント【向山周作さん】
こんにちは、アポロ音楽院です。
10月12日(土)「おしゃべりコンサートvol.1 世界を巡る音楽の旅」に出演なさる演奏家の方々のコメントをシリーズでお届けします!
今回は、サクソフォンの向山周作さんです。
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みなさまこんにちは!はじめまして!
サクソフォンの向山周作です。
今回は10月12日に行われる「おしゃべりコンサート〜世界を巡る音楽の旅〜」で私が演奏する曲目について語っていきたいと思います。私が演奏する作品はB.コッククロフト氏作曲の「メルボルン・ソナタ(Melbourne Sonata)」です。
●B.コッククロフト(Barry Cockcroft)氏について
まず作曲をしたコッククロフト氏についてです。コッククロフト氏は1972年にオーストラリアで生まれメルボルンでピーター・クリンチ氏にサクソフォンを学び、メルボルン大学で修士を経たあとフランスに留学し、マリー=ベルナデット・シャリエ、ジャン=マリー・ロンデックスの両氏に師事しています。
現在はオーストラリアを代表するサクソフォン奏者として活躍しており、更に作曲家としても彼の作品は50カ国を超える国々で演奏されているという演奏家としても作曲家としても素晴らしい活躍をされています。
コッククロフト氏の作品は今回演奏する「メルボルン・ソナタ(Melbourne Sonata)」の他にも「ロック・ミー! (Rock Me!)」「ビート・ミー! (Beat Me!)」「ブラック・アンド・ブルー(Black and Blue)」「クク(Ku Ku)」などがよく演奏されます。
氏の作品は彼自身がサクソフォン奏者ということもあり楽器の特性や、特殊奏法を効果的に使用しているのが作品の魅力となっており、まさに作曲者自身がサクソフォンを知り尽くしているからこそ書ける作品となっているのです!すごい!
●「メルボルン・ソナタ(Melbourne Sonata」について
この作品はソプラノサクソフォンとピアノの為に書かれており「Go」「Slow」「Blow 」の3つの楽章で構成されています。
2011年にオーストラリアのメルボルンで開催された音楽フェスティバルでコッククロフト自身の手によって初演され、曲名のメルボルンもここから由来するものだと思われます。楽曲の特徴としてはサクソフォンのパートにほとんど休符が無いので循環呼吸(口から息を出しながら鼻から吸うという奏法……は?)を駆使して演奏することが求められます。そしてサクソフォン奏者のコッククロフト氏ならではの効果的な特殊奏法が使用されているのが作品の魅力となっています。
【あまり詳しく語ると楽しみが無くなってしまうので続きは会場で!】
●最後に
今回は私が演奏する曲目について語らせていただきました。今回の演奏会では他にも注目の作品、演奏が沢山有りますので皆さま是非お越しくださいませ!
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